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■ 2008/11/26 (水)  フリーゲームと同人活動 ■
すうさんのブログでも紹介されていましたが、
system[DA,BA]というカードゲーム企画にて、一部のカードに
シルフェイド見聞録・幻想譚の2作品からキャラやネタを採用してくださっています。
フリーゲームは同人の世界とはちょっと遠い世界だと思ってたので、
取り上げてくださったことが意外で、とても嬉しいです、ありがたやありがたや。

system[DA,BA] 公式サイト (BackFire 様)

イラストがどんなのかは分かりませんが、参加イラストレーターさんの中に
うちのお絵かき掲示板でもお世話になっている方々の名前も多く見るので、
その方々がカード絵を描いてくださったんだと思います。
ちゃんとした紙(かプラスチック)媒体のカードゲームのようです。
たださすがに尾道ラーメン食ってるとこからは場所が遠いので
私は見守っているだけです、ウフフ。

ご興味のある方は11/30のTGF2008会場まで移動頑張ってみてください。
っていうか、何ですかこのサイトの全体的に半獣系でまとまってて
個人的大興奮なトップ絵。下にいる緑髪の人が個人的にツボです。


で、ここからは、割とどうでもいいお話です。

「フリーゲームは同人とはちょっと遠い世界かな」と言いましたが、
本来、同人活動とは「同じ目的や趣味を持った人が集まったり創作したりする」
って意味なので、「フリーゲームは果たして同人の一部に入るのかなあ」
と個人的に思っているところがあるんです。「え?フリーゲームも
同人ゲームじゃん」っていう方も結構いらっしゃるんですけれど、
同人=アマチュアって意味とは違う気がするんです。とりあえず、ここでは
「実体がある物を作って皆のいる場(特にコミケ?)で配布する」のを同人(ソフト)、
「オンラインだけで配布するゲーム」をフリーウェア(有料ならシェアウェア)
と呼んで区別することにします。で、両者のどこが違うのか、
個人的に思ったことを以下に残しておこうと思います。
もっとも私自身、同人についてよく知らないので、
フリーゲーム側から見た意見が中心ですけれど。


【フリーゲームと同人の違い】

同人の世界は、本来の意味通りだと同じ趣味を持った人で楽しんだり、
創作物を集合させること(合同誌でもコミケ全体でも)がメイン、という
印象を受けるのですが、それに対してフリーゲームの世界は、
個人個人が何かしらの分野で理想を求めて各自勝手に作ることが目的であって、
同じ趣味の人を募ったり、集まったりすることは少ないはずです。
したがって、開発者さん同士の交流のきっかけというのも、
同人活動に比べると極めて少ないんじゃないかなと思っています。
何よりこのインターネット時代においてなお、フリーゲームの
開発者さん同士でお互いの作品について語るというシンプルな交流すら
実は同人活動に比べても案外少ないんじゃないでしょうか。

なぜなら、フリゲ開発者の方は、みんな自分の理想系のゲームを生み出そうと
真剣な人が多くて、特に「作品の面白さ」を追求して作っている開発者さんは
「(同じジャンル内では)自分の作ったゲーム以外は全部つまらんんんんん!」
と、少なくとも心の中では言い切れる自信があると思うんです。
というかそのつもりで作ってないとウソだ!
そんな世界で、超真剣な開発者さんが面識のない人のゲームに対して
たとえば「××さんのゲーム面白い!」なんて軽々しく言わないだろうし、
その開発者さんからするとすでにあらゆる作品に満足していないわけですから、
わざわざ特定作品だけ名指しして「××さんのゲームはダメだ!」と言うこともない。
よって、フリーゲーム制作者さん同士は世界が遠い(ジャンル・規模違い)場合を除き、
見知らぬ相手の作品に関しては、あまり話題にしないんじゃないかなあと思うんです。

でも、フリーゲーム作る人同士って、基本的に自分の作った
ゲーム周りからしかお互いの接点が生まれないわけで、
そこに触れられない場合は互いに何も言えないわけですよ。
でその結果、本気なフリーゲーム開発者さんたちは、
お互い硬派に程良い距離を維持したまま、自分自身の目指す道を、
それぞれで、今もただひたすら歩み続けているのではないでしょうか。
フリーゲーム開発に関わるコミュニティをあまり見ない気がするのは、
そんな自分の理想を追い求める人たちの気質ゆえに
集まる必要がないからなのかな、と思ってます。
もちろん、開発者さんの中には「みんな集まって仲良くやろうよ!」ってのが
大好きな人もいますから、そういう人が接点になる事もあるかもしれません。

そういう世界で、たまたま誰かと仲良くなれたのなら、
それはとてもとても幸せなことだと思います。
損得から離れた世界でできた仲間や知り合いほど、
真に愛せる人たちはいないと思いますから。


フリーウェアの世界は普通には見えないし、基本的に金銭のやり取りも発生しないし、
それゆえ業者の人も手数料その他の利益を得られないためにほとんど入って来ず、
したがって大きな場で紹介されることもない、という割と静かな世界です。
雑誌などのお金が発生するところに、客寄せのタネとして載せてくださることがあったり、
有志の人が紹介サイトを立てて専門で紹介してくださることはあるのですが、
仮に名を上げようと思った場合でも、その近辺で紹介される事が限界なのです。
それゆえ、マスコミなどにも取り上げられる同人の世界と比べれば、
ものすごく小さな世界のように感じます。
実際、人数的にもフリーゲームの世界の方が小さいのかもしれません。

またゲームがレビューされる場合や宣伝する場合などでも、
コンシューマゲームなどと比べた場合、配布する側も大々的にお金が使えないので
(そもそも無料の作品をお金を使って宣伝する意味がない)、口コミと紹介以外の
変な小細工が効かないという意味では、すごく純粋な世界だと思います。
これが広告企業 対 ゲーム企業のやり取りだと、広告費いっぱい出してくれる会社の
ゲームほど融通したいかもしれませんが、無料の世界にはそれがありません。
基本的には、作品の差がそのまま評価の差になるのは間違いないと思います。
無論、その評価がプレイヤーさんの好き嫌いで大きく変わるのも事実で、
だからこそ、多く人の作品を色々遊んでみていただきたいと思うのです。

またソフトの絵というか、ゲームの外見にあまり期待していない人が比較的
多いのも嬉しいところです。純粋に中身だけで勝負することできるわけですから。
でも最近は、フリーゲームでもちょっとは外見が求められているような気もしています。
作る人が増えたから、最低ラインが上がっちゃったのかな。

それと、遊んでもらえるチャンスや評価してくれる数が、
とても多いのはフリーゲームの大きな利点だと思っています。
「え、同人ソフト(CD媒体)はマイナーでも普通に1作品1万本くらい売れるよ!?」
とか言われたらフリーゲームの利点も木っ端みじんですけれど。
正直、同人ソフト周りは何も知らないので、何か間違っていた場合は申し訳ありません。
とにかくフリーゲームは、公開開始から時間が経っても触れて貰えるチャンスが
十分にあるので、すんごい物を一本徹底的に創ることでフリーゲームの歴史に
名を残すことだって夢じゃないのではないかなと思っています。
もちろん、みんながみんな名を残すために作ってるわけではありません。
ただ、自分が「これが一番面白いんじゃないか」と思って作った結果が
広く認められたなら、やっぱり嬉しいじゃないですか。うん。
特にオチはありません。


とりあえず、今回はカテゴリが「その他」だったので、
自分が思ったフリーゲーム観を思うだけ全部書き連ねてみました。
特にゲーム制作と関係ないこんなお話を長々と読んで下さった皆さん、
誠にありがとうございました。
  
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フリーウェアの世界は普通には見えないし、基本的に金銭のやり取りも発生しないし、
それゆえ業者の人も手数料その他の利益を得られないためにほとんど入って来ず、
したがって大きな場で紹介されることもない、という割と静かな世界です。
雑誌などのお金が発生するところに、客寄せのタネとして載せてくださることがあったり、
有志の人が紹介サイトを立てて専門で紹介してくださることはあるのですが、
仮に名を上げようと思った場合でも、その近辺で紹介される事が限界なのです。
それゆえ、マスコミなどにも取り上げられる同人の世界と比べれば、
ものすごく小さな世界のように感じます。
実際、人数的にもフリーゲームの世界の方が小さいのかもしれません。

またゲームがレビューされる場合や宣伝する場合などでも、
コンシューマゲームなどと比べた場合、配布する側も大々的にお金が使えないので
(そもそも無料の作品をお金を使って宣伝する意味がない)、口コミと紹介以外の
変な小細工が効かないという意味では、すごく純粋な世界だと思います。
これが広告企業 対 ゲーム企業のやり取りだと、広告費いっぱい出してくれる会社の
ゲームほど融通したいかもしれませんが、無料の世界にはそれがありません。
基本的には、作品の差がそのまま評価の差になるのは間違いないと思います。
無論、その評価がプレイヤーさんの好き嫌いで大きく変わるのも事実で、
だからこそ、多く人の作品を色々遊んでみていただきたいと思うのです。

またソフトの絵というか、ゲームの外見にあまり期待していない人が比較的
多いのも嬉しいところです。純粋に中身だけで勝負することできるわけですから。
でも最近は、フリーゲームでもちょっとは外見が求められているような気もしています。
作る人が増えたから、最低ラインが上がっちゃったのかな。

それと、遊んでもらえるチャンスや評価してくれる数が、
とても多いのはフリーゲームの大きな利点だと思っています。
「え、同人ソフト(CD媒体)はマイナーでも普通に1作品1万本くらい売れるよ!?」
とか言われたらフリーゲームの利点も木っ端みじんですけれど。
正直、同人ソフト周りは何も知らないので、何か間違っていた場合は申し訳ありません。
とにかくフリーゲームは、公開開始から時間が経っても触れて貰えるチャンスが
十分にあるので、すんごい物を一本徹底的に創ることでフリーゲームの歴史に
名を残すことだって夢じゃないのではないかなと思っています。
もちろん、みんながみんな名を残すために作ってるわけではありません。
ただ、自分が「これが一番面白いんじゃないか」と思って作った結果が
広く認められたなら、やっぱり嬉しいじゃないですか。うん。
特にオチはありません。


とりあえず、今回はカテゴリが「その他」だったので、
自分が思ったフリーゲーム観を思うだけ全部書き連ねてみました。
特にゲーム制作と関係ないこんなお話を長々と読んで下さった皆さん、
誠にありがとうございました。
  
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