■ 2018/10/06 (土) スマホゲーム話 『メギド72』 ■
【スマホゲーム話(メギド72)】
開発はいいペースですが今週はお見せできるものが
特に思いつかないので今回はお絵かきを1枚!
ちょいちょい遊ばせていただいているゲームのファンアートです。
スマートフォンゲーム『メギド72』のキャラクターよりヴィネ(サミア王女)

せっかくファンアートを描いたので紹介させていただきますと、
『メギド72』はスマートフォン用のRPGです。
(※もう今のご時世、マップがなくてもRPGです)
特徴を軽くご紹介していきます。
<独特なバトルシステム>
『メギド72』はバトルシステムが独特です。
キャラに行動を行わせるための3種の「フォトン」が場にランダムで出てくる中、
敵と味方でそれらを1つずつ順番に取り合ってなるべく自分の望みに近い形に
行動させるのが重要になる、ターン制バトルのゲームです。
こんな説明だけだと何を言ってるか分からないと思いますので、
ゲーム画面をご覧になりたい方はこちらに開始~チュートリアルの映像があります。
長いので適当につまむ感じでご覧ください。
→ Youtube 『メギド72 始めからプレイ』
https://www.youtube.com/watch?v=RPqSstSdbbA
で、この互いにフォトンを取り合うシステム(=ドラフトフォトンシステム、特許取得済)ですが、
たとえば取りたかったスキル発動用フォトンが敵に先に取られてしまったりすることもあれば、
逆に敵にスキルを使わせないよう、場に出てるスキルフォトンを先に取っちゃえたりと、
操作はシンプルながら、一手ごとに優先度が揺れて
非常に奥深さのあるゲームシステムとなっています。
最初に見たとき、そのデザインがとても美しくて感心するばかりでした。
そんな理想の動きが取りにくい状況をうまくコントロールしつつ、
キャラの編成を工夫して互いの能力を合わせて相乗効果を高め、
普通のRPGだと裏ボス扱いでもおかしくないほどに全力で殺しに来る敵が
ジャンジャン出る中で勝ち抜いていくのがこのゲームです。
激戦やパズル的な戦闘をお望みの方によく合いそうだと思いますが、
ストーリーやイベントだけ楽しむ分には、強さをある程度上げればゴリ押しもできそうです。
商業的に見るとお客さんを定着させるのがやや難しそうなマニアックさも感じながら、
それをここまで盛り上げてこられたのは本当にすごいことだと思います。
このご時世、ゲームが多すぎてよそと同じことをやっても埋もれてしまうだけなので、
どうしても「新しい方向性」を打ち出さざるを得なくなっているのは私も感じているのですが、
一方で、それらは多くの人に手に取ってもらうのが難しくなってしまいますからね。
うまくやれているところは本当にすばらしいと思います。
<味の濃い物語>
また物語面も個人的に好みでして、
ストーリーが常に敵側との読み合いで互いに最善手を打ち続けていく展開だったり、
設定がどんどん深掘り(考察)されるのが続く流れにより
飽きさせない点がとても好感が持てます。
さらに、キャラクターが親しみやすいデザインでありながらストーリーがハード寄りというか、
生々しい部分を描いている内容が多いのも個人的に好きな点です。
たとえば期間限定イベントで「ケモ耳幼女キャラが出てきたーウヒョー!」と思ったら
そのケモ耳幼女が不幸な体質ゆえに散々一人でさまよって迫害され続けた果てに、しまいには
「(自分の名前)は生きてちゃいけないの!? 生まれてこないほうがよかったの!?」
なんて叫ぶ展開のあるゲームはなかなか見ないんじゃないでしょうか。
今のところ一番キツい内容でそんな感じですが、
もちろんハードな展開もあれば心温まる方向のお話も非常にしっかり
作られているので、どちらの味も濃い感じで満足感があります。
<最近流行りのスキップ機能も搭載>
時間がない人向けの配慮がなされてるのもよい点で、
割と手に入りやすい「攻略チケット」を使えばスタミナを消費して
「完全クリアしたステージを一瞬でクリアできる」ので
素材集めやレベルアップなどもある程度は容易になっています。
こういったスキップの配慮は、後発のスマホゲームで増え始めていて嬉しい機能ですね!
たまったスタミナを1分で全消費できると、忙しいときでも触りやすいです。
<どう遊んでる?>
私はほぼ隔週で、期間限定イベントのストーリーを楽しんだり、
その際に新しくバトルに搭載されていくギミックなどを見たりして
勉強させていただいている程度のプレイヤーです。
(ただし最低限の戦力が整う序盤~中盤はガッツリ遊ばせていただいていました)
スマホゲームはどちらかというと「長く遊びたい人向け」の配慮が
しっかりなされてることが多く、そっちにハマりこむと
時間がズブズブ持っていかれて開発どころじゃなくなるので、
だいたいどんなゲームも楽しむのは味の濃いところ中心、という感じのプレイをしています。
エンドコンテンツや期間限定イベント内には周回要素もありますが、
目玉となるイベントユニットの報酬などは割と簡単に手に入るので親切です。
品質に関しては頑固な私でも自信を持って「いいですよ!」と言える一作ですので、
戦闘や物語の味が濃いのがお好きな方にはぜひおすすめします。
プロデューサさんも出ている、見どころがまとまった動画が
ちょうどファミ通さんからアップされてたので、
気になる方はよければこちらもご参考にどうぞ。
システム説明や実際の戦闘の紹介が詳しくおこなわれています。
→ Youtube 「今から始める『メギド72』」
https://www.youtube.com/watch?v=MUOF_Ts7rwA
<その他のスマホゲーム話>
そして関連して他のスマホゲーム話もしてしまうのですが、
ここ数週間で気になる新作スマートフォンゲームがいっぱい出ていて困りますね!
というかそんな中だったのでスマホゲームの話題を取り上げたところもあるんですけれども。
『ワイルドアームズ ミリオンメモリーズ』とか『アトリエオンライン』とか、
任天堂さん×サイゲームスさんによるアクションRPG『ドラガリアロスト』とか、
滅多に新しいスマホゲームを遊ばない私でさえも気になるブランドのゲームが
一斉に出ててどれから触ったものか、という感じになってます。
特に、元が家庭用ゲーム機で出ていたゲームには興味をひかれてしまいますね。
(スマホゲーじゃないですがもう終わってしまった
『ブレスオブファイア6』のことが少し脳裏に浮かびつつ)
ある程度やるつもりなら、
「これどのくらいサービスが続くのかな……1年で終わったりしないかな」
といったことも考慮に入れながら手を付けることになるのも、
昨今のゲームの悩ましい点です。
お勉強のつもりで一口二口触る分には無料で色々チェックできるので、
そういう目的だとすごくいい時代なんですけれども。
ちなみに『メギド72』は最初、
「面白いけどこれユーザ数的にサービス終わっちゃうんじゃね!?」
と言われながらもその品質の高さのおかげでここ半年くらいで
ようやく(売上ランキングが)軌道に乗ってきた印象のゲームで、
まっとうな伸び方をされているので陰ながら応援している一本です。
さすがに半年以内でのサービス終了はなさそうなところまで来ておられると思いますので、
比較的安心して紹介させていただくことができました。
私が紹介したゲームが半年も経たずにサービス終了しちゃったら、
私の心がちょっぴり痛みますからね!
実際のところ、今やスマホゲームの2年生存率ってけっこう低い印象があるので
「いまこのゲームやってるよ!」と情報共有するのもだいぶ気合いが必要な状況です。
本当は新規のゲームほど情報共有されなければいけないはずなんですけれども、
「サービスが終わるかも」というリスクは本当に大きくて、私個人としてはしばらくの生存が
期待できる状況じゃないと気軽にはおすすめしにくい感じになっています。
「グラブルやFGOやってます!」と「(周りの誰も話をしてないマイナーなゲーム)やってます!」で
比べたときの後者の発言コストの高さといったらもう!
しかしたとえマイナーでも自分の好きなものをおすすめできる勇気ある人を、私は尊敬します。
開発はいいペースですが今週はお見せできるものが
特に思いつかないので今回はお絵かきを1枚!
ちょいちょい遊ばせていただいているゲームのファンアートです。
スマートフォンゲーム『メギド72』のキャラクターよりヴィネ(サミア王女)

せっかくファンアートを描いたので紹介させていただきますと、
『メギド72』はスマートフォン用のRPGです。
(※もう今のご時世、マップがなくてもRPGです)
特徴を軽くご紹介していきます。
<独特なバトルシステム>
『メギド72』はバトルシステムが独特です。
キャラに行動を行わせるための3種の「フォトン」が場にランダムで出てくる中、
敵と味方でそれらを1つずつ順番に取り合ってなるべく自分の望みに近い形に
行動させるのが重要になる、ターン制バトルのゲームです。
こんな説明だけだと何を言ってるか分からないと思いますので、
ゲーム画面をご覧になりたい方はこちらに開始~チュートリアルの映像があります。
長いので適当につまむ感じでご覧ください。
→ Youtube 『メギド72 始めからプレイ』
https://www.youtube.com/watch?v=RPqSstSdbbA
で、この互いにフォトンを取り合うシステム(=ドラフトフォトンシステム、特許取得済)ですが、
たとえば取りたかったスキル発動用フォトンが敵に先に取られてしまったりすることもあれば、
逆に敵にスキルを使わせないよう、場に出てるスキルフォトンを先に取っちゃえたりと、
操作はシンプルながら、一手ごとに優先度が揺れて
非常に奥深さのあるゲームシステムとなっています。
最初に見たとき、そのデザインがとても美しくて感心するばかりでした。
そんな理想の動きが取りにくい状況をうまくコントロールしつつ、
キャラの編成を工夫して互いの能力を合わせて相乗効果を高め、
普通のRPGだと裏ボス扱いでもおかしくないほどに全力で殺しに来る敵が
ジャンジャン出る中で勝ち抜いていくのがこのゲームです。
激戦やパズル的な戦闘をお望みの方によく合いそうだと思いますが、
ストーリーやイベントだけ楽しむ分には、強さをある程度上げればゴリ押しもできそうです。
商業的に見るとお客さんを定着させるのがやや難しそうなマニアックさも感じながら、
それをここまで盛り上げてこられたのは本当にすごいことだと思います。
このご時世、ゲームが多すぎてよそと同じことをやっても埋もれてしまうだけなので、
どうしても「新しい方向性」を打ち出さざるを得なくなっているのは私も感じているのですが、
一方で、それらは多くの人に手に取ってもらうのが難しくなってしまいますからね。
うまくやれているところは本当にすばらしいと思います。
<味の濃い物語>
また物語面も個人的に好みでして、
ストーリーが常に敵側との読み合いで互いに最善手を打ち続けていく展開だったり、
設定がどんどん深掘り(考察)されるのが続く流れにより
飽きさせない点がとても好感が持てます。
さらに、キャラクターが親しみやすいデザインでありながらストーリーがハード寄りというか、
生々しい部分を描いている内容が多いのも個人的に好きな点です。
たとえば期間限定イベントで「ケモ耳幼女キャラが出てきたーウヒョー!」と思ったら
そのケモ耳幼女が不幸な体質ゆえに散々一人でさまよって迫害され続けた果てに、しまいには
「(自分の名前)は生きてちゃいけないの!? 生まれてこないほうがよかったの!?」
なんて叫ぶ展開のあるゲームはなかなか見ないんじゃないでしょうか。
今のところ一番キツい内容でそんな感じですが、
もちろんハードな展開もあれば心温まる方向のお話も非常にしっかり
作られているので、どちらの味も濃い感じで満足感があります。
<最近流行りのスキップ機能も搭載>
時間がない人向けの配慮がなされてるのもよい点で、
割と手に入りやすい「攻略チケット」を使えばスタミナを消費して
「完全クリアしたステージを一瞬でクリアできる」ので
素材集めやレベルアップなどもある程度は容易になっています。
こういったスキップの配慮は、後発のスマホゲームで増え始めていて嬉しい機能ですね!
たまったスタミナを1分で全消費できると、忙しいときでも触りやすいです。
<どう遊んでる?>
私はほぼ隔週で、期間限定イベントのストーリーを楽しんだり、
その際に新しくバトルに搭載されていくギミックなどを見たりして
勉強させていただいている程度のプレイヤーです。
(ただし最低限の戦力が整う序盤~中盤はガッツリ遊ばせていただいていました)
スマホゲームはどちらかというと「長く遊びたい人向け」の配慮が
しっかりなされてることが多く、そっちにハマりこむと
時間がズブズブ持っていかれて開発どころじゃなくなるので、
だいたいどんなゲームも楽しむのは味の濃いところ中心、という感じのプレイをしています。
エンドコンテンツや期間限定イベント内には周回要素もありますが、
目玉となるイベントユニットの報酬などは割と簡単に手に入るので親切です。
品質に関しては頑固な私でも自信を持って「いいですよ!」と言える一作ですので、
戦闘や物語の味が濃いのがお好きな方にはぜひおすすめします。
プロデューサさんも出ている、見どころがまとまった動画が
ちょうどファミ通さんからアップされてたので、
気になる方はよければこちらもご参考にどうぞ。
システム説明や実際の戦闘の紹介が詳しくおこなわれています。
→ Youtube 「今から始める『メギド72』」
https://www.youtube.com/watch?v=MUOF_Ts7rwA
<その他のスマホゲーム話>
そして関連して他のスマホゲーム話もしてしまうのですが、
ここ数週間で気になる新作スマートフォンゲームがいっぱい出ていて困りますね!
というかそんな中だったのでスマホゲームの話題を取り上げたところもあるんですけれども。
『ワイルドアームズ ミリオンメモリーズ』とか『アトリエオンライン』とか、
任天堂さん×サイゲームスさんによるアクションRPG『ドラガリアロスト』とか、
滅多に新しいスマホゲームを遊ばない私でさえも気になるブランドのゲームが
一斉に出ててどれから触ったものか、という感じになってます。
特に、元が家庭用ゲーム機で出ていたゲームには興味をひかれてしまいますね。
(スマホゲーじゃないですがもう終わってしまった
『ブレスオブファイア6』のことが少し脳裏に浮かびつつ)
ある程度やるつもりなら、
「これどのくらいサービスが続くのかな……1年で終わったりしないかな」
といったことも考慮に入れながら手を付けることになるのも、
昨今のゲームの悩ましい点です。
お勉強のつもりで一口二口触る分には無料で色々チェックできるので、
そういう目的だとすごくいい時代なんですけれども。
ちなみに『メギド72』は最初、
「面白いけどこれユーザ数的にサービス終わっちゃうんじゃね!?」
と言われながらもその品質の高さのおかげでここ半年くらいで
ようやく(売上ランキングが)軌道に乗ってきた印象のゲームで、
まっとうな伸び方をされているので陰ながら応援している一本です。
さすがに半年以内でのサービス終了はなさそうなところまで来ておられると思いますので、
比較的安心して紹介させていただくことができました。
私が紹介したゲームが半年も経たずにサービス終了しちゃったら、
私の心がちょっぴり痛みますからね!
実際のところ、今やスマホゲームの2年生存率ってけっこう低い印象があるので
「いまこのゲームやってるよ!」と情報共有するのもだいぶ気合いが必要な状況です。
本当は新規のゲームほど情報共有されなければいけないはずなんですけれども、
「サービスが終わるかも」というリスクは本当に大きくて、私個人としてはしばらくの生存が
期待できる状況じゃないと気軽にはおすすめしにくい感じになっています。
「グラブルやFGOやってます!」と「(周りの誰も話をしてないマイナーなゲーム)やってます!」で
比べたときの後者の発言コストの高さといったらもう!
しかしたとえマイナーでも自分の好きなものをおすすめできる勇気ある人を、私は尊敬します。
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