■サイト[SilverSecond]トップ
■開発日誌トップ
■ 2019/06/08 (土)  片道勇者2【37】 プチ改善2 ■
【片道勇者2 プチ改善2】

今週も空いた時間でいくらかゲーム開発を進めました。
開発日誌でご報告できるネタができるくらいは進められるようになってきました。


●装備を投げるときに押し続け操作を要求


装備の「投げる」を選んで敵をクリックした場合、実行するために
「ちょびっとクリック長押し」を要求するようにしてみました。

慣れてくると面倒くさくなる気がしますが、
慣れない間のいくらかの誤爆防止になると思います。
たぶんオプションで長押し不要に切り替えられるようにします。

敵を選んで消費するアイテムを使う場合は
長押しでいいかもしれませんね。
特に爆弾などは手が滑るとえらいことになりますし。



●手札が種類別に自動並び替えされるように

キーボードの1~0の数字キーやマウスで入力できる都合上、
なるべく左から順に押せる方が理解しやすいので
手札カードの自動並び替え機能を搭載しました。

従来の並び見本

(攻撃したいならショートカットで1、4と入れる必要がある)

最新の自動並び変え機能オン時

(こちらはショートカットで1、2、3と入れればよくなったので楽)

最初は補助系、次に攻撃系、アイテムや経験値などの消耗品は右の方へ、
といった感じに自動で並び替えられます。
基本は補助を使ってから攻撃するケースが多いはずなので、
1、2、3と入れたり2、3と入れたりするかは分かりませんが
多くの場合は「左から順にキーを押して選べる」ようになるはずです。

これが順番がバラバラで「5、3、4、1」番とかになると、
ムダに認識力を消費してしまうので疲れちゃってよくないですからね。

ちなみに自動で並び変えられると、手札がやや機械的(?)な見え方になるのでは?
などと一時期は雰囲気面での杞憂がありましたが、実際やってみると、
自動で並び替えられていることさえ意外と気付きませんでした。

冷静になると当然ですが、開発で何を取るか迷ったら、
雰囲気よりも何よりもプレイアビリティを先に上げた方が基本的には正解なはずです。
皆さまへの配慮であることはそうなのですが、
なにより私が自然と何百時間にも渡るテストプレイをする際、
遊びにくい部分があると気力が持ちませんからね!

なお、この機能はオプションで解除できます。



●マップのへクスに見た目だけの高低差を付けた

マップのへクスの高さをデコボコにして自然地形っぽさをアップさせました。
これは知り合いの人からご意見をいただいたものです。
ちょっとはマシに見えるかも?



従来は単色塗りのへクスだったためかさほど気にならなかったのですが、
試しにへクスに草の模様を付けてみると平坦なのが人工的すぎて
少し気になってきましたので、その対応です。

「デフォルメされていた部分がそうでなくなると気にならなかった点が気になってくる」
というのは、こういう低レベルな部分にも出てくるのかもしれません。



という感じで、日々いくらかは確実に前進しています。
まだ基本システム中というのが情けない話ではありますけどね!

先は長そうなので、うまいことサブで出せるコンテンツなども作りつつ、
食いつないでいきたいところです。
 
■ 2019/05/25 (土)  片道勇者2【36】プチ改善 ■
【片道勇者2 プチ改善】

今回も相変わらず空いた時間で、大量のバグ修正と共に
予定にあったプチ改善をいくつか行いました。



●装備変更時の性能確認


作るのがいつも地味に大変な、装備変更時の性能確認機能!
今回も簡易版ですが実装してみました。
これから付与などが出てくるとまた調整が大変になるやつです。



●「自動選択」ボタンの実装! & 
ホイールで「カード自動選択」できるように。




「自動選択」ボタンを新たに追加しました!
この「自動選択」ボタンは、敵を選んだときの自動攻撃と同じような感じで、
手札の攻撃カードをそこそこ最適っぽい順番で自動で選んでくれる機能です。

また、常に縮小しっぱなしのマップ画面の「拡大縮小機能」に
ホイールを割り当てる意味があんまりなかったので、
ホイールのデフォルト操作に「カード自動選択」機能を割り当てました。
↑ホイールで自動選択、↓ホイールで選択解除です。

この「自動選択」ボタン、「敵を選んだときの自動攻撃」と違い、
「手札を1枚だけ先に『手動』で選んで後は『自動選択』する」とか、
「いったん『自動選択』させて後で使用カードを一部だけ選び直す」
といった操作が可能です。
「一部だけ手動で選びたい!」というご意見をいただいていたので、それへの対応です。

1ターンが重いSlay the Spireみたいなゲームであれば
操作が全て手動でいいと思いますが、片道勇者2は1ターンが軽いですから、
こういう配慮でサクサク進められるようにしたいと思います。



●前よりまともかもしれないランダム地名生成機能!

前作では文字をランダムで繋げるだけだったので
ワモイヌポドの世界とかズズィンポボの世界とか
なかなかすごい地名が出るようになってました。

今作では既存の地名から文字の傾向を解析して、
それを元に地名を作るシステムを作ってみることにしました。

と思って作った第一号がひどいことになってたのでここでお見せします。
こんな感じになってしまいました。



つまり「ボベバーッパー平原」とか「ヴォン・プーッ山脈」とかできるわけですよ! ひどい!

もちろんこれはバグの結果でした。
これはこれで統一性あるけどさすがにちょっと!

本当はこんな(↓)感じになります。
1のときよりは地名っぽい感じが出ている気がします。





片道勇者2、ようやく修正項目の「底」が遠くに見えてくるあたりまでやってきました。
残りを見るのがイヤになる状況からは脱しただけでまだ道のりは遠いです。

整理した項目を8割9割ほどいじったらこっそりアルファ2をお出しして、
そこから本格的に製品版に向けて本格的なシナリオやデータの実装を
していく感じになると思います。
 
■ 2019/05/11 (土)  令和の時代へ! 始まりを振り返る ■
【令和の時代へ!】



新元号記念に1枚!
平成の三分の二ほどを駆け抜けたこのサイトですが、
令和になってもよろしくお願いします!



【平成昔話】

せっかくなのでこの機会に昔話をさせていただきます。

突然ですが、実はこのサイトが生まれた平成10年(1998年)あたりは、
インターネットがそこまで普及していませんでした。
当時はいちいち電話回線を占有して通信しなければなかったので、
繋いでいる時間だけ電話代がかかりましたし、もちろんその間は電話も取れません。

夜中だけ通信が定額になる「テレホーダイ」というサービスもあるにはありましたが、
当時の私は少年だったので夜中まで起きていない都合上、
残念ながらその恩恵にはあずかれませんでした。
一瞬だけ繋いでサイトのデータをアップロードしては、すぐ切ってました。

それが今や日中でもほぼ常時繋ぎっぱなしでインターネットが使えて、
まるで水道と同じくらい日常に普及しているというのは、
その過程を見てきた身としては凄いと思うばかりです。



【「ダウンロード」という概念との出会い】

私がゲーム作りを生きる道にし始めた理由として一番大きかったのが、
「ダウンロード」という概念との出会いです。

実は私、インターネットの前に
「ゲームのダウンロード」という概念に触れていました。
それが平成7年(1995年)頃、スーパーファミコンというゲーム機の付属品である
「サテラビュー」というハード&ソフトの、衛星放送通信でのデータ配信でした。

そこでは家庭用ゲーム機のソフトや、『RPGツクール2』の
投稿作品の優秀なユーザ作成データが配信されていたりして、
当時はその仕組みにものすごくロマンを感じていたのです。

というのも、当時は「自作したゲーム」を不特定多数のみんなに遊んでもらう方法が
「ゲーム投稿雑誌に載る」くらいしかなかったんですよ!
それが「ダウンロード」という形でどこからともなく多くの人へと配信できるというのは、
物理媒体のゲームソフトしか知らない当時の私にとって
ものすごく先進的で夢のあることだと感じたのです。
「いいゲームを作れたら自分のゲームもダウンロード配信してもらえるのでは」
なんて傲慢な夢を抱いたこともありました。

それからインターネットに触れるようになったのが
2~3年後だったのですが、そこで状況が一変しました。
「不特定多数にダウンロードしてもらう」ことが
いきなり自分の手だけで実現可能な手段となってしまったのです!

そしてそのことこそ、私がゲーム開発に人生の労力をかけることができた、
一番大きな理由になりました。
というのも、「不特定多数にダウンロードしてもらう」手段が
手軽に使用できない世界だったならば、私はきっと「ゲーム作りを諦めていた」か、
「趣味程度のもの」にとどめていたはずだからです。



【ゲーム作りを諦めていた理由と再燃】

このサイトを作る前の「インターネットの存在をよく知らなかった自分」は、
ここまで長い時間をゲーム開発に投入するつもりは全くありませんでした。

「ゲームを作る人間になりたい……けど人生のコストパフォーマンス悪いよなあ」
という気持ちだけが当時少年だった私の中にくすぶっていた程度で、
真剣にゲーム開発者になるつもりはなかったのです。

というのも、「人生を賭けてゲームを作りたい」と思えば
当時は主に「企業に属する道」しかなかったわけですが、
プロのゲーム開発者になっても、そこではおそらく
「自由にゲームを作れるようになるまでになるコストが高すぎて分が悪い」
あるいは「一生自由に作れるチャンスが来ないかもしれない」

と私は考えていました。

いくら当時の私が子供でも、企業勤めをすると最初は部下から始まり、
えらい人の言うことを聞いて作らねばならないことくらいは知ってます。

なので、自分の作りたいゲームを作れる道が「企業に入って偉くなる」しかないのなら、
「ゲーム作りの夢は諦めて別の人生を探した方がいいかな」
と考えていたのです。

もちろんゲーム作り自体はすごくやりたかったんですけど、
私が作りたいのは『自分の作りたいゲーム』です。
文字で書くとなんだか間抜けな感じがしますが、
それを実行するのは条件が整わないとかなり難しいことです。
仮に作れても、人に見せる手段がないなら自分にとって作る意味がないですからね。


ところが、そう考えていた中で出会ってしまったのが「インターネットの世界」です!
オンライン上では商業流通のラインを完全に無視し、
みんなが好き勝手に自作ゲームを公開できてしまうという、
あまりに自由すぎる世界が広がっていました。

当時はアマチュアゲーム開発の場合、
「ゲーム投稿雑誌に載る」か、「認められて配信サービスに載せてもらう」かの
2つしかゲームを公開する入り口がなかったのに、急に自分の手だけで
不特定多数へのリリースが簡単にできるようになってしまったのです!

「え、嘘でしょ!? いいの!?」と当時の私は思いました。

私は、多くの人が簡単に繋がれる「インターネットの世界」なら
『自分の作りたいゲームを作り続ける』
という目標に最短でたどり着ける気がしました。

「ゲーム企業に入って何年もかけてがんばって偉くなる」という道をたどらなくても、
今から作りたいゲームを作って、みんなに見せることができるのです!
作るだけなら「ツクール」シリーズという心強い味方がいます。

そう気付いた少年時代の私の中で、「ゲームを作る」という、
まだぼんやりしていた夢が再び燃え上がりました。


そうやって全てが始まったときから今までの間ずっと、
私はゲームや様々な創作物を作り続けることができました。
最初はレジェンドオブレストールを置くためだけの
なんとなく生まれたサイトでしたが、
見てくださる皆様のおかげで20年以上も続けることができました。



平成時代でのインターネットとの出会いは、
私の人生を本当に大きく変えてくれたと思っています。

そしてまた、時代を越えてこのサイトを見てくださる皆様がいてくださることには、
本当に感謝しかありません! 

今後も引き続きゲームやら創作物やら作っていきますので、
令和の時代も引き続きよろしくお願いいたします!
 
■ 2019/04/27 (土)  片道勇者2【35】レベルアップ ■
【片道勇者2 レベルアップ】

今週は空いた時間でレベルアップ関連の調整をしていました。
また新しいお仕事が飛んできたのでがんばっていきます。
お仕事のうち一つはそのうち情報が出ると思いますのでご期待ください。


手札に来た「経験値」を消費してスキルやパラメータ成長を購入します。



【レベルアップ画面の調整】
今回はアルファ1からの変更についてまとめておきます。

・「女神像」でレベルアップ可能

これはもう前回もご報告済みですが、アルファ2以降では
一定距離ごとに出現する「女神像」でレベルアップが可能となります。

もちろん経験値がたまってない場合や何もいらない場合もあるかもしれないので、
レベルアップのかわりに「経験値をもらう」選択肢や、
願いを叶えてもらうのに使える「女神ポイント」を増やす選択肢も選べます。
この選択を終えると、片道勇者1の女神像であったような「願い」の選択に入ります。


・「覚醒」で手札が増やせるのを明示

アルファ1ではレベルアップの際、手札の経験値を増やすために
「覚醒(手札を増やせる)」が使えることは「暗黙的」だったのですが、
アルファ2からはボタンで明示される形になります。

「頼む経験値来てくれ!」と祈りながら
気軽に押してしまうのでどんどん「覚醒」が減ります。
今回は「覚醒」が一定距離ごとに回復するので、
うまいタイミングで使ってもらえたらと思います。


・スペシャルカードの効果を複数種から選べるように。

スペシャル成長カードは「特殊な成長を複数種から選べる」ようになります。

今のところは仮で「最大HP+10 ・ 筋力+4 ・ 手札+1 ・ 成長力+2」
の4種から選ぶことができます。「成長力」は「レベルアップ時の手札の枚数」で、
これが増えるほど手札の総経験値の期待値が高くなります。

デッキ構築がうまいプロい人は、手札や成長力を増やさずに
パラメータを伸ばす方が強かったりするかもしれません。

ちなみに、選べる成長内容に「行動力+1」も一度入れてみたんですが、
「行動力」の基本値が増やせるとゲーム後半の一手の操作量が増えて
面倒くささが増えてしまい、「ウガー!」となってしまいました。

「行動力」周りに関しては初期値から増やさず、
「パッシブカードなどで行動力が増やせる」
「いざというときは経験値や覚醒を消費して行動力を増やす」など
そういった形でゆるやかに調整していければと考えています。
(アルファ2仕様では、移動中に「経験値」を消費することで
手札と行動力を一時的に増やすことができます)



・スペシャルカードは10レベルごとに回復するように。

特殊な成長ができるスペシャルカードですが、
アルファ1では一度選ぶと特殊な準備をしないと再び選べないという記述でした。
アルファ2からはレベルが10の倍数に達するたびに
スペシャルカードが1回分補給されます。

……と思っていたんですが、これを書いてる最中に
「取りたくもないスキルカードをムダに取らなければならない場面」が
出てくるとイヤだなということに気付きました。
デッキ構築ゲームはデッキが完成したら
基本的にいじらなくていいゲームのはずですからね。

スペシャルカード回復は、「レベルごと」でなく
「距離ごと(たとえば500kmに1つとか)」などにしたほうが
開発側としても遊ばれる側としても扱いやすいかもしれません。

特に、「距離さえ進めば筋力を上げられるチャンスが出る」みたいな感じで、
経験値をためにくい職業の救済にもなりうるのは重要かもしれません。
とにかくここは要調整ポイントです。



試行錯誤してはあっちいってはこっちへ来てというのをまだ繰り返してますが、
現状のレベルアップ仕様に関してはこんな感じとなっております。

最後のスペシャルカードの回復の話で
「レベル」より「距離」を基準にした方がいいんじゃねえの、
って話を見ても分かるように、常に触れることになるルール部分は
基準値に使う数字を1個間違えるだけで微妙に面白さがチグハグになる場合があります。
遊ばれる人が最善を目指す邪魔にならないよう、
うまいことゲームシステムを組んでいきたいと思います。
 
■ 2019/04/13 (土)  片道勇者2【34】状態異常 ■
【片道勇者2 状態異常】

お仕事の隙間を縫いつつ『片道勇者2』にようやく「状態異常」を搭載しました。
『片道勇者1』だと主人公側がやれる工夫の70%くらいは
この「状態異常」で生み出しているので、片道勇者にとって非常に重要な部分です。

たとえば『片道勇者1』においては、「浮遊」したり
「ベルセルク(HP回復しながら攻撃力アップ)」したり
「グレートウォール(動かなければ受ダメージ減少)」したり
「英雄の歌」で仲間を強化したり「ゼヌーラ」したり、
こういう部分は全て「状態異常」として作られています。

ただし今回は「デッキ構築」要素の上に「状態異常」を載せることになるので、
これまでとは扱いが変わってきます。メニューを開けばいつでも使えるのではなく、
「手札に来た分」を使っていくことになりますからね。

状態異常(「剛力」が2重になっており残り1ターン、の図)



【「繋げると強い」と「組み合わせると強い」に】

デッキ構築ゲームだと特定のカードが出てくるのは一定ターンに一回なので、
「使いたいときに使う」というものから、
「ある程度ランダムかつ定期的に使うチャンスが来る」
という感じに変わります。

今のところ、状態異常を使って面白く出来そうなアイデアとしては、
「他と組み合わせられると強い」「うまく繋げられると強い」
の2つかなと考えています。
それぞれについての意図を書いておきます。



【他と組み合わせられると強い】

「他と組み合わせられると強い」は
「複数種類の状態効果がうまく乗るとおいしい」というバランスのことです。

たとえば、ダメージ幅が「1~40」で1回攻撃しかできない斧を使ってるときに、
手札に補助カードの「急所熟知」2枚(クリティカル率+80%)と
「必中の目」(最低ダメージを「最大ダメージ×0.9」に引き上げ)が来ると強い、
といった感じです。

その状況ならほぼ「クリティカル(ダメージ2倍)」が期待でき、
基本ダメージ幅も「1~40」から「36~40」に上がるため、
元は平均20ダメージだったところが、
普通に「72」ダメージくらい出るようになります。

ですが一方で、「手札」内に補助カードの「必中の目」が
2枚以上来ても効果は上がらないので意味がありませんし、
手札が「急所熟知」だけになってしまって1回も「攻撃」できないのも意味がありません。

こんな感じで、「色んな種類の効果がそろうとめちゃ強い」という風にできると
カード配分テクニック次第で強さの上限がどんどん伸びていくので理想的です。
α1だとこのコンボはあれど効果的に地味すぎたので、
もっと気持ちよくバランス調整したいですね。



【うまく繋げられると強い】

『片道勇者2』のα1では「瞬間剛力」「防御態勢」のように
「1ターンだけ攻撃力や防御力が上がるスキル」が用意されていました。
「数ターン続く」状態異常自体は未実装だったのですが、
「1行動中だけダメージや能力が変化する効果」だけは作れたからです。

が、これだけだと正直あんまり面白くありませんでした。
デッキ構築ゲームでは1ターンに多数回攻撃できるので、
「効果が1ターンだけの攻撃力上昇」でも条件がそろえば強いのですが、
そうでなければ逆に補助カードが手札にある分だけムダな枠を取って弱くなる場合もあり、
せっかく補助スキルを取ってもいまいちな状況が出てくるのです。

これはいただいたご意見の中にも似たようなコメントがありました。
「せめて2ターン続かないと物足りない」などのご意見です。
「効果的に物足りない」も非常に納得のご意見なのですが、
それ以上に、「持続する」ことによって次ターンに繋がる期待を持たせられることは
今作の「状態異常の役割」として非常に重要なことのように感じました。

そんなわけで、α2からは自動戦闘でも使えるコストの軽い強化状態の効果時間を、
「1ターン」から「2ターン」にしてみることにしました。
(あっても、長く維持できるもので3ターンになります)

そして、これに加えてもうひと味加えてみることにしました。
それが「効果が一定まで重複する」というものです。

たとえば「剛力1段階 残り1ターン」の状態で「剛力の呼吸(仮)」スキルを使うと、
「剛力2段階 残り2ターン」になり、剛力のレベルが増える上に維持ターンも元に戻ります。
さらに次のターンに「剛力の呼吸」が来たなら、「剛力3段階 残り2ターン」にできます。

つまり、運良く「剛力の呼吸」カードを1枚ずつ引き続けることができれば、
この「3段階目」の強力な状態をずっと維持することができるのです!
もちろん、状態を切らしたらまた1段階目からになります。

こんな感じであれば、「20枚デッキなら『剛力の呼吸』を3枚だけ持つのが最適」みたいな
「状態効果がつながりやすい適切なカード配分」を狙うことが最強に繋がります。
適切なカード配分を狙っていくのはこのゲームの肝になる部分なので、
コンセプト通りの働きをしてくれるでしょうし、
最大段階で状態が繋がればすごく強い状態を維持できるので、たぶん面白くなるでしょう。

もちろん、状態が繋がるかどうかはある程度は運次第になりますが、
「運がよかったり、デッキがうまくできていれば強さの上限が激しく上がっていく」
というのがデッキ構築型ゲームの面白いところだと思うので、
このあたりでうまくテンションを上げられたり、軽度の運試し感を楽しめるように
作っていけたらいいなと思っています。
α1は、状態周りに関しても全体的に息苦しい感じだったので反省しています。



こういった意図でどれだけうまくいくかは分かりませんが、
今回の「状態異常」は最初はこういう狙いで作ってみたいと思っています。